11月11日、第二次石破内閣が発足したその日の夜、政策活動費の廃止に前向きな姿勢を見せた石破茂首相。
そもそも政策活動費とはどこから出てくるお金で何に使われていたのでしょうか。
また、チラホラと聞く旧文通費とは何が違うのかについて調査していきたいと思います。
政策活動費とは
そもそも政策活動費と聞いてピンとくる人はどのくらいいるのでしょうか。
かくいう私も、聞いたことはあるけど、、、と言う程度でした。
政策活動費とは簡単に言うと、自民党や立憲民主党といったそれぞれの政党からその所属議員宛に支給される寄附です。
基本的には決まった金額がなく、各党の裁量によっていくら支給されるかを判断しているようです。
最大の特徴は寄附と言う名目で支給されており、使途の公表義務がないことです。
公表義務がなく透明性が低いため、「ブラックボックス」とも呼ばれています。
実際には2024年6月に改正された政治資金規正法によって、10年後に領収書を公表しなければいけなくなりましたが、ほとんど意味のないものだと思います。
政策活動費の使途
政策活動費は党勢拡大、政策立案、調査研究等の目的で使用するために支給されるものです。
しかし、実際どのように使われているのかがわからないのも事実。
国民から徴収した税金なのだから何に使ったのかを公開するのは当たり前ではないか。
頑なに公開しないのは、裏があるに違いないと思われても仕方が無いですよね。
旧文通費(調査研究広報滞在費)とは
度々話題に上がっている「旧文通費」。
「旧文通費」とは略称で、正確には「文書通信交通滞在費」というものです。
なぜ旧とついているかといえば、2022年に内容に見直しが行われ、現在では「調査研究広報滞在費」という名前に変わっているからです。
この改正に伴い内容も変わりました。
2022年4月15日、国会法や歳費法などを改正する関連法が成立した。これにより日割り支給に改められるとともに、名称が「調査研究広報滞在費」となり、目的は「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等」から、「国政に関する調査研究、広報、国民との交流、滞在等の議員活動」に変更され、使途を事実上、広げた。
引用元:ウィキペディア
変更後の使途を見るとかなり幅広いことにお金を使えるようになっています。
この調査研究広報滞在費は、全議員に一定の額が支給されており、その額は1ヶ月に100万円です。
年間にすると1,200万円ものお金が議員一人当たりに支給されています。
その財源はどこから来ているかというと、もちろん国民が収めている税金からです。
国民が汗水垂らして稼いだお金を一人当たり月100万円も使っているにも関わらず、もちろん使途の公開義務はないです。
旧文通費(調査研究広報滞在費)の公開
ほとんどの党が公開していないのですが、きちんと公開している党もあります。
それは日本維新の会と国民民主党です。
公開単位は日本維新の会は3ヶ月ごと、国民民主党は1年ごととなっています。
上記の各党の文字にリンクを紐づけているのでいるのでぜひ見てみて下さい。あまりが意味わかりません。
ただ、公開されているのが領収書である点が少し疑問が残る点となっています。
先日の国民民主党・玉木代表の不倫報道の際にも言っている人がいました。
ホテルや交通機関の領収書を公開されてもその用途、行き先等が記載されていないと本当に適切な使用がされているかわかりません。
そもそも、一般の企業なら交通費の申請や出張の費用申請には行き先や目的を一緒に記載しないと受理されないことが多いと思います。
これも国会議員の特権のひとつとでもいうのでしょうか。
まとめ
政策活動費
- 党勢拡大、政策立案、調査研究等
- 支給額は人によって異なる
- 議員全員に支給されるわけではない
- 使途の公開義務なし
旧文通費(調査研究広報滞在費)
- 国政に関する調査研究、広報、国民との交流、滞在等の議員活動
- 支給額は月100万円(年間1,200万円)
- 議員全員に毎月支給
- 使途の公開義務なし
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